今後の将来に不安を抱えている20代へのおすすめビジネス本の紹介!

はじめまして!ビジネスコアラです!🐨

 

はじめてのブログ投稿で緊張しますね。

 

投資家みたいに生きろ 将来の不安を打ち破る人生戦略

投資家みたいに生きろ 将来の不安を打ち破る人生戦略

  • 作者:藤野 英人
  • 発売日: 2019/09/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

私が初めて紹介する本は「投資家みたいに生きろ」という本です。

投資家であり、ファンドマネージャである藤野英人さんが今後のキャリアや人生に悩める人に向けて書かれた本です。タイトルどおり、投資家になれというのではなく、投資家のような考え方を取り入れろというメッセージが印象深く、よくある情報商材的なものを勧めているものとは一線を画しています。

 

下記にこの本の重要なポイントを3つ紹介したいと思います。

 

1.お金はエネルギーを詰めた缶詰

2.目に見える資産と目に見えない資産

3.自己投資

 

1.お金はエネルギーを詰めた缶詰

 

お金には2つの側面があります。

 ・「過去の缶詰」という側面

   人が過去に行ってきた努力や働いて得た給料、時間、または遺産など過去の結果が詰まっているということ。

 ・「未来の缶詰」という側面

   お金は自分のために使うだけでなく、使い方次第でほかの人を幸せにすることもできる。お金は常に未来に向けられるものである。

 

つまり、なにかやりたいことがあればお金は可能性、選択肢、自由だと感じられ、お金は好きと思えるようになります。

反対に、やりたいことがない場合お金の過去にフォーカスされ、「お金は自分の評価をつきつけるものだ」「他人と比較されるものだ」とネガティブになり、お金のことが嫌いになってしまいます。

投資家のように考えるには、お金のことをもっと知り、好きになろうというその姿勢が大切だということです。

 

2.目に見える「資産」と目に見ない「資産」

 

「資産」と聞いて思い浮かべるものとして、お金や商品、人によっては土地や株などがあるのではないでしょうか。これらが、いわゆる目に見える「資産」です。

では、目に見えない「資産」とはなにかというと仕事で身に付けた「スキル」、毎日働き続けるための「健康的な体」、「幅広い人間関係」などです。

 

サラリーマンは自分の時間や労力を会社に投入することでお返しとしてお金、つまりは給料を受け取っています。ようするに、お金や商品が得られるから自身の時間、労力などのエネルギーを使っています。

家や車を買う、スーパーで食べ物を買うといった日常の消費活動もお金を使うことでモノやサービスを得られる行為で、生活には必要不可欠なことです。

しかし、目に見えるものばかりを追い求めると、人生は空虚なものになるといいます。いわゆる社畜生活です。

そこで、目に見える「資産」ではなく、目に見えない「資産」が重要になるといいます。

 

3.自己投資

 

その目に見えない「資産」であるスキル、健康、人間関係などに投資をすることを「自己投資」と呼びます。この考え方を自身の人生に取り入れることで、社畜人生を大きく変えることができます。

具体的には、ただ毎日働くだけでなく、転職や起業の道を探り、ほかの業界でも「通用するスキル」を磨くこと。

自分の時間で他業界の知り合いや外国人と交友関係を築き、会社以外の人間関係を構築しておくこと。

今の会社で頑張っても成果をあげても給料が上がらない人は多いと思います。そんなときこそ、見えない資産を意識して自己投資をしていきましょうと主張しています。

 

 

 

 

感想

 

この本を読んだ感想として、はじめは投資のHow to本なのかと思いましたが、全くそんなことはなく「投資」そのものの本質や考え方、それを自分自身の人生に取り入れていこうというメッセージが強く感じられました。今の会社に勤め続けてもいいのか。

今後の将来に漠然とした不安を抱えている。でもなにをどうしたらいいのかわからないと思っている人にとてもおすすめな本です。

 

 

私自身は今後の人生に漠然と不安を抱えて悩んでいた時にこの本に出会いました。

そして、この本を読んで以降、お金を使うときにこの買い物する際は「投資」なのかそれとも「浪費」なのかを考えるようになりました。会社の人とのコミュニケーションも積極的に取りにいこうと思えるようにもなりました。

私のようにこの本に出会い、少しでも自分の人生や考え方に変化を生み出せる人が増えたらいいなと思っています。